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Kumaft Tsushin

クマふと通信2023年10月号
Kumaft Tsushin

健康と住まいの関係を考えた『健やか住宅』リフォームのススメ

『健やか住宅』リフォーム

「人生100年時代」という超長寿社会の中で健康と大いに関わってくるのが「住まい」です。国土交通省は「高齢期の健康で快適な暮らしのための住まいの改修ガイドライン」を策定し、末永く住み慣れた我が家で暮らすために必要なリフォームの指針としています。
ガイドラインで提唱する8つの配慮事項の中から①温熱環境への配慮、②外出のしやすさへの配慮、③トイレ・浴室の利用しやすさへの配慮、④日常生活空間の合理化への配慮の4つを抜粋して『健やか住宅』リフォームついてご紹して参ります。

6割超の方が『自宅に住み続けたい』のに実は自宅に問題があるのを知っています

住宅内事故

お子様が成長され巣立ち、ご夫婦が歳を重ねると住まいの老朽化や身体機能低下による住みにくさが次第に目立ってきます。6割超の人は、車椅子や介助が必要になっても自宅にとどまりたいと考えていますが、その自宅に問題があると考えている人が同程度います。温熱環境が良好でなかったり日常の動線上に段差があると事故や病気の原因となり、身体機能がさらに低下する恐れがあります。
屋外よりも家の中の方が安全と思いがちですが、実は高齢者の事故の発生場所の77.1%は住宅内です。特に居室の段差によるつまずきや階段での転倒や転落などが約6割にものぼります。年齢を重ねれば重ねるほど家の中で過ごす時間が長くなりますので将来の事故や病気の原因となる住宅の不具合は予め取り除いておきましょう。

1.温熱環境への配慮

ユニットバス

家全体の温熱環境が整っていないと、ヒートショックが原因となる住宅内事故のリスクが高まります。また寒いトイレに行くことや入浴が億劫になり生活全般の活動量が低下して要介護状態への移行が早まるリスクがあります。
改修方法の一例
★部屋の開口部の断熱化(内窓・高断熱サッシ等)
★廊下、トイレ、浴室などの開口部の断熱化(同上)、暖冷房設備の設置
★部屋の暖冷房設備の設置及び暖冷房が廊下、トイレ、浴室などにも届く間取りの工夫
☆外壁、屋根や天井、床の断熱化
☆タイル張りの浴室のユニットバス化
主な効果
●運動機能の維持と健康で自立した期間の延伸
●血圧低減効果やヒートショック・熱中症の防止
●室温調節が難しくなった場合の適切な環境確保
●断熱性や設備効率の向上による光熱費の抑制

段差解消

2.外出のしやすさへの配慮

薬玄関段差解消

外に出ることが億劫になると、買い物に行かなくなったり、人と交わる機会が少なくなって脳が活性化しなくなるなどのリスクが高まります。リタイア後は、社会とのつながりを保っていくことが重要です。社会的に孤立しており閉じこもっている高齢者は、孤立せず閉じこもっていない人に比べ、死亡率が2倍を超えています。家の玄関から道路に出るまでのわずかな距離でも段差があると将来足腰が弱った場合に外出意欲を阻害します。今のうちに玄関まわりの段差等があれば解消を考えておきましょう。
改修方法の一例
★玄関から道路までの段差解消や手すり・照明の設置
★玄関のスペース(土間)の広さの確保(下駄箱の大きさや配置の見直し等)
★上がり框付近の縦手すり(下地)やベンチ設置
★縁側や掃き出し窓にデッキ・スロープを設置
☆玄関内側の収納スペースの確保
☆玄関近くへの電源や宅配BOXの設置
☆玄関扉や門扉の引き戸化
☆駐車スペースのゆとりの確保

3.トイレ・浴室の利用しやすさへの配慮

トイレ改修トイレ引き戸化

高齢化に伴って深夜のトイレ回数は増加傾向にあり、調査によれば40歳以上の方の夜間頻尿は、1回以上が62.9%、3回以上が13.5%でした。寝室からトイレまでが遠いと生活の質(QOL)が低下し健康の変化にもつながります。手すりや暖房機を設置して使いやすいトイレにしておくことが大切です。


改修方法の一例
★寝室(トイレに近い部屋を設定)からトイレまでの手すり設置、段差解消、照明増設等
★トイレ・浴室内の段差解消、広さ確保、手すり(下地)、手洗い器の設置
★トイレ、浴室、洗面・脱衣室などの間仕切り壁の撤去による一体化(隣接している場合)
★浴室やトイレに適切な暖冷房設備の設置
☆トイレの横方向の出入口の設置や引き戸化
☆トイレや浴室の設備機器の更新

4.日常生活空間の合理化への配慮

日常生活空間の合理化

お子様が巣立ち家族人数が少なくなると2階や子供部屋を使わないままにしがちです。1階だけで生活できるように空間をコンパクトにしたり大きな居室に変えたりすることをおすすめします。愛着のある我が家で長く快適に住み続けていくために加齢による変化への配慮も重要です。階段の上り降りが辛くなったり足腰が弱くなったときも寝室が1階にあると安心です。また、移動が減ることで家の中での怪我や事故の心配も軽減でき、万が一車椅子の生活になった場合も安心で快適な日々を過ごすことができます。
改修方法の一例
★玄関・トイレ・浴室・リビング・キッチンと同じ階の部屋を寝室として利用
★引き戸への変更、間仕切り壁の撤去、家具の配置がえ等による生活空間の一体化
☆掃除のしやすい床仕上げ
☆減築による平屋化

クラフトホームにお気軽にお問い合わせ下さい

クマふと主にアクティブシニア・プレシニアといわれる人生の折返し地点に差しかかった世代の皆様、これからの人生・住まい・暮らしについて考えてみませんか。健康を維持し健康寿命を伸ばすリフォームをクラフトホームではご提案して参ります。どうぞお気軽にお問い合わせ下さいませ。

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