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Kumaft Tsushin

クマふと通信2023年7月号
Kumaft Tsushin

熱中症警戒アラートを利用して、しっかり熱中症を予防しましょう

年々梅雨明けに伴い急増するのが熱中症による救急搬送者数です。誰でも発症する可能性があり、重症化すると生命をも脅かす危険のある熱中症。今回は「熱中症警戒アラート」の利用と熱中症対策グッズについてご紹介して参ります。

梅雨明け前後の熱中症による救急搬送数の推移

熱中症救急搬送者数

2022年の梅雨明けは7月22日から7月26日でした(沖縄・奄美地方を除く)。
消防庁による熱中症救急搬送者数は、各地が梅雨明けした週(7月22日~7月28日)の5,760人から、梅雨明け後の週(7月29日~8月4日)には8,931人と、約1.6倍に増加しました。関東甲信地方の梅雨明けは7月23日頃でしたが、東京都の梅雨明け前後の2週間の熱中症による救急搬送者数を比較すると、梅雨明け前(7月9日~7月22日)は588人だったのに対し、梅雨明け後(7月23日~8月5日)は1,201人と約2倍となりました。
このように梅雨明け前後の気温が高くなり蒸し暑さがピークになる時期は熱中症の発症リスクが高まりますので十分な対策をとりましょう。

熱中症警戒アラートとは

熱中症警戒アラート

危険な暑さが予想される場合に、「暑さ」への気付きを促し熱中症への警戒を呼びかける環境省と気象庁による情報発信です。熱中症の危険性が極めて高くなると予想される日の前日17時又は当日朝5時の1日2回、都道府県ごとに発表されます。
右図は7月3日に発表されたアラートを示す地図です。赤くマークされた沖縄、奄美地方、三重県、山梨県が警戒エリアとなっているのが分かります。
熱中症警戒アラートを発表する基準は「暑さ指数(WBGT)」です。暑さ指数とは「気温」「湿度」「輻射熱(地面や建物・体から出る熱)」を取り入れた、暑さの厳しさを表す指標のことです。この暑さ指数が、全国を58に分けた府県予報区等のどこかの地点で、「33」以上と予想した場合、熱中症警戒アラートが発表されます。

熱中症警戒アラートの発表状況については、気象庁の発表する様々な気象情報と同様にニュースや天気予報などの多くの手段で知る事が出来ます。環境省や気象庁のサイトで最新の状況を確認して下さい。メール配信サービスなども無料で利用する事が出来ます。

熱中症警戒アラート発表時の予防行動

熱中症警戒アラート゚

熱中症は気温が高い環境下で体温調節の機能がうまく働かず、体内に熱が篭ってしまうことで起こります。そうなる前に予防することが大切です。そこで、お住まいの地域に熱中症警戒アラートが発表されたら、暑さを避ける、外出や屋外での運動及び長時間の作業をやめる、こまめに水分・塩分の補給をするといった予防行動をとりましょう。

外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう
熱中症の予防には、暑さを避けることが最も重要です。不要不急の外出はできるだけ避けましょう。室内にいる場合は昼夜を問わず風通しを良くし、エアコンなどを適切に使用して部屋の温度を調整しましょう。エアコンの運転時には扇風機やサーキュレーターを併用して室内の空気を循環させると、冷房効率が高まりやすくなります。
エアコン使用中も適切に換気を心掛けるようにしましょう。

高齢者ご高齢者など熱中症のリスクが高い方に声掛けをしましょう
ご高齢の方、小さなお子様、体調不良の方や肥満の方、普段運動をあまりしない方は熱中症を発症しやすいとされます。これら熱中症の発症リスクが高い方には夜間を含んでエアコンを適切に使用する事やこまめな水分・塩分の補給などを行うよう、身近な方から声を掛けましょう。
特に注意が必要なのは屋内にいる65歳以上のご高齢者です。ご高齢の方は暑さを感じにくい上に体温調節機能の大切な役割を果たしている発汗と血液循環が低下し、暑さに対する抵抗力が低下しています。熱中症警戒アラートが発表されるほどの暑い日は普段以上に昼夜を問わずエアコンを使用して周囲の温度を調節し、意識して水分・塩分の補給をするようにご家族やご近所の方など周囲から声を掛けていきましょう。

揃えておきたい熱中症対策グッズ

暑さを避けしっかりと水分・塩分補給をし、体温の上昇を抑えることで熱中症の発症リスクを抑えます。エアコンによる温度調節は第一条件ですが、常に手元に用意しておくと安心な対策グッズをご紹介します。

経口補水液
経口補水液
水分・塩分・糖分が最適バランスに配合され体内の水分に近い状態になっています。普段の健康な状態では、水やお茶での水分補給で問題ありません。しかし、発汗時は塩分も水分と共に失われてしまいます。水には塩分が含まれていないため、水だけを飲むと体液が薄まってしまい余分な水を外に出そうという働きが進み、かえって脱水が進んでしまいますので熱中症の予防には経口補水液が最適です。脱水状態になった際の水分補給としてもおすすめです。
塩分補給タブレット
タブレット
発汗で失われた体内の塩分を補給するのに適したタブレット。様々なテイストの商品がありますのでご自分に合ったものを選ばれると良いでしょう。かさばらないので外出時にバッグに常備しておきたいアイテムです。
クエン酸やカリウム、ビタミンやブドウ糖などが配合されたものもあります。

ネッククーラー
ネッククーラー
装着するだけで首周りを冷やせるアイテムで,電動でプレートが冷えるものや、それ自体を冷凍させて使用するものなど様々なタイプがあります。頸動脈近くを冷やせば効率的に体を冷やす事ができます。屋外で行動する際首にかけておけば安心です。

冷却剤
ネッククーラー
首だけでなく脇や大腿部にフィットして動脈を冷やします。冷蔵庫で冷却するだけで使用出来ます。
この他に枕タイプのものやおでこに乗せるタイプのもの、叩くことで冷却する瞬間冷却タイプのものなどがあります。

経口補水液は是非常備しておきたいものですが、一般的なスポーツドリンクでも十分です。人間は軽い脱水状態のときには喉の渇きを感じません。常備したドリンクで喉の渇きに関わらず水分・ミネラル・塩分補給を行いましょう。

熱中症警戒アラートのメール配信サービス

環境省・気象庁が発表する熱中症警戒アラートをメールで受け取れる配信サービスは無料で利用することが出来ます。熱中症警戒アラートで「暑さ」を気付き、予防しましょう。PC・スマートフォンの方はこちらから登録可能です。

発症場所として一番多いのが室内。リフォームで熱中症対策を

クマふと

2022年8月の統計によりますと、熱中症の発症場所の内訳で一番多いのは室内で、全体の39%を占めています。一般的な住宅の場合、外から入ってくる熱の約70%は窓などの開口部からとなっており、窓の遮光・遮熱が室内での熱中症対策の最も重要なポイントとなります。
日除けシェードの設置で太陽光を遮るだけでも室温の上昇を抑える事が出来ます。この他、太陽光を51%カット・紫外線を60%カットという優れた遮熱性能を持つ真空ガラスの設置など、熱中症対策として効果的なリフォームをクラフトホームではご提案致しております。
夏の室内の暑さでお困りの方は是非お気軽にクラフトホームにお問い合わせ下さいませ。


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