クマふと通信2025年5月号
Kumaft Tsushin
先端的窓リノベ2025事業でお得に窓リフォームを

先進的窓リノベ2025事業とは、既存住宅の早期の省エネ化を図りエネルギー費用負担の軽減及び住まいの快適性の向上と、2030年度の家庭部門からのCO2排出量66%削減、「ウェルビーイング/高い生活の質」の実現に貢献するとともに、先進的な断熱窓の導入加速により価格低減を促進することで関連産業の競争力強化・経済成⾧を実現し、暮らし関連分野のGXを加速させることを目的とする事業です。2023年から始まった住宅省エネキャンペーンの一事業で一戸あたり最大200万円の補助が受ける事が出来ます。
2024年11月22日以降に対象工事に着手し、2025年12月31日までに工事が完了するものが対象となり、2025年3月下旬から遅くとも2025年12月31日(予定)が交付申請期間とされています(予算上限に応じて交付申請がこれより早く締め切られる恐れもあります)。
補助対象となるのは?
以下の①と②を満たす方が補助対象者となります。
①窓リノベ事業者と工事請負契約を締結し、窓のリフォーム工事をすること
窓リノベ事業者とは、補助対象者に代わり交付申請の手続きを行い補助金の交付を受け交付された補助金を補助対象者に還元するものとして事務局に登録された工事施工者等をいいます。工事請負契約等が結ばれない工事は対象外となりますので注意が必要です。
②窓のリフォーム工事をする住宅の所有者等であること
住宅の所有者等とは、住宅を所有し居住する個人またはその家族、住宅を所有し賃貸に供する個人または法人、賃借人、集合住宅等の管理組合・管理組合法人を指します。
既存住宅である住宅が補助対象住宅となります。なお、戸建、集合住宅等の別を問いません。既存住宅とはリフォーム工事の工事請負契約日時点において、建築から1年が経過した住宅または過去に人が居住した住宅(現に人が居住している住宅を含む)をいいます。
対象となる工事と補助額は?
以下の①と②を満たす工事が補助対象事業となります。
①対象製品を用いた下表に該当するリフォーム
対象製品とは、メーカーが登録を申請し事務局が一定の性能を満たすことを確認した製品です。メーカーから、製品の性能やサイズが記載された「性能証明書」が発行されるものです。
■窓の性能
対象住宅の種類に応じて下表にあげる熱貫流率の基準を満たすものが、補助金交付対象となります。

同一の住宅について性能等を満たすリフォーム工事を複数回行う場合、複数回の申請を行う事が可能です。なお、同じ窓に対し複数回の改修を行なうこと事や既存の窓1つに対して3つ以上の窓を新たに取り付ける事は原則として出来ません。
■ドアの性能
改修を行う住戸のドア(住宅の外皮部分にある開口部に取り付けられているものに限ります。)を窓の改修と同一契約内で断熱性能の高いドアに改修する場合に限り補助の対象とします。熱貫流率Ud1.9以下のドア交換工事(はつり工法・カバー工法とも)が補助金交付対象となります。
②合計補助額が5万円以上である
補助額は工事の内容、住宅の建て方や対象製品の性能とサイズにより異なります。同一開口部に複数の対象製品を設置しても、1つの製品に限り補助金の対象となり補助額に算入する事が出来ます。
窓の断熱リフォームのメリット

省エネ効果と光熱費の削減
日本の住宅の多くが「冬寒く、夏暑い家」という悩みを持っているとされていますが、この原因は窓にある事が多いのです。冬の暖房時には室内の約6割の熱が窓から放出され、夏の冷房時には約7割の熱が室外から窓を通して流入すると言われています。
窓リフォームにより窓からの熱の流出入を抑える事で冷暖房費(光熱費)を削減する事が出来ます。戸建住宅には平均で18の窓があると試算されていますが、日常生活で過ごす事が多いリビングや寝室などを中心にした半数の9つの窓を断熱リフォームするだけで年間2万円以上の光熱費が削減出来るというデータもあります。
冷暖房をエアコンに頼る事が多い現代の住宅では、窓の断熱性能を向上させる事でエアコンの運転効率を良くして省エネ、光熱費削減に繋がるのです。

快適な室内環境で健康に
冬は暖かく夏は涼しく快適で過ごしやすい室内環境を保てます。ヒートショックや室内熱中症のリスクを軽減、お子様やご高齢の方、そしてペットにも優しく健康に過ごせます。
結露の発生を抑えて清潔に
結露によるカビやダニの発生を抑える事で、窓周りはいつも清潔に保てます。カビやダニが原因とされるアレルギー性疾患や喘息の症状を軽減する事が出来ます。
防音効果
二重窓など、断熱性だけでなく防音性も高い窓を選ぶことで、外部の騒音を軽減出来ます。
窓リフォームで熱中症に備えましょう

2024年5月から9月までの熱中症による救急搬送者数は9万7,578人でした。前年同期と比較して6,111人(6.7%)増加しており、平成20年の調査開始以降最多となりました。このうち満65歳以上のご高齢者が5万5,966人に達し全体の57.4%を占めています。また、38%が住宅内で発症しています。特にご高齢の方は電気代高騰の折、エアコンの使用をためらい室内の温度を下げられなかったという要因が予想されます。夏に室内が暑くなる原因は窓から入る日射熱です。日射熱は窓ガラスで遮断、反射されづらいためそのほとんどが部屋に入ってしまうとされています。窓ガラスを通過した日射熱は室内にいる人の肌を温めるだけでなく、床や壁なども温めるため室内の気温が上昇してしまうのです。窓リフォームで窓から入ってくる日射熱をしっかり遮断する事で室温を下げ、冷房効率もぐんと向上させる事が可能です。
リフォームプランと補助額

内窓インプラス
今ある窓の内側にもう1枚窓を取り付けるお手軽なリフォームで断熱、省エネ・節電、結露抑制、防音など様々な効果を発揮します。今ある窓との間に出来る空気層が熱の流入・流出をブロック、結露の発生を抑制します。
アルミに比べて熱伝導率が1/1000程度の樹脂製なので、外気温の影響を受けにくい快適な室内環境を実現します。


取替窓リプラス
壁を壊さず古い窓枠の上から新しい窓枠をカバーする窓リフォームで簡単に窓を取り替える事ができます。
トリプルガラスと高性能ガスがワンランク上の断熱性能を発揮します。寒い冬のコールドドラフトで足元が暖まらない、あるいは夏に差し込む紫外線や西日の暑さのお悩みを軽減しますので冷暖房効率も飛躍的に向上。省エネ・節電に高コストパフォーマンスを発揮します。気になる補助額の例は下記をご参照下さい。

申請はクラフトホームにお任せ下さい
先端的窓リノベ2025事業の補助金申請は住宅省エネ2025支援事業者で一般社団法人ベターライフリフォーム協会加盟のクラフトホームにお任せ下さい。窓リフォーム・玄関リフォームをご検討中の方は、この機会に是非補助金の活用を視野に入れてご相談下さいませ。ご家族全員の健康と安全、5年後10年後を見据えたリフォームをご提案してまいります。
まずは気になっている事やお困りの事を何なりとお気軽にクラフトホームにご相談下さいませ。お問い合わせをお待ち申し上げております。
